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プロテクトバケット作成経緯
従来、採石場においては殆どの場合予備バケット付で本体を納車し、バケットの痛み具合により定期的に脱着交換、加修を繰り返していました。 その場合、加修費用のみならず脱着に要する費用も多大なものになります。加修の方もバケットの底部及び側面部等、摩耗部の切取張替可能な部分は限られて居りいずれバケットエッジ、アダプター、サイドエッジ等の交換作業が発生します。 プロテクトバケットは、あらかじめバケットの摩耗する個所に耐摩耗性の高いウェアープレートをはりつけ、それを摩耗に応じて張り替えることによりバケット本体の摩耗を防ぐことを目的としています。 なお、バケットエッジアダプター間、サイドエッジ下部、バケットコーナー部等特に摩耗の激しい個所には鋳造によるアタッチメントを作成し、それぞれボルトオン式、ピン式、ロックプレート式と着脱性を良くしているのも特徴です。 以上の工夫により、バケットを脱着交換し工場に持ち帰る事なく、現地にて短時間でバケットの加修メンテナンスが出来るようになりました。バケット自体も本体の板厚が守られる事により設計当初のバケットの持つ強度が長期において保たれます。
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プロテクトバケット側面
プロテクトバケット正面
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